フリーター、家を買う。最終回だった。

Huri10

とうとう最終回になっちゃいました。
火スペの番宣、まぁ、力入ってますなぁ。
工事現場の後ろの道路がCGだったなんてねぇ。道路なくても別に気にしないけど(はは)

職場で休憩時間――*
誠治の母が詐欺にあって、せっかく稼いだ100万が水の泡になった話をしている。
誠治「参っちゃいましたよ、だって一瞬で100万無くなっちゃうし、それで最終面接は受けられないワケで」と、肩を落とす。

職長から事務と営業の正社員を雇おうかと思ってると、それでそれを誠治にどうかって…。考えといてくれと詳細の用紙を手渡された。

あかり、こっそり聞いてて既に同僚に話しちゃってる。
同僚も、みんな賛成している。

真奈美と誠治、2人で帰る――*
正直戸惑ってる」と、真奈美に打ち明けてる。
真「断るの?」
誠「断って、それで就職決まんないのも最悪だしさ」
悩む誠治。
真「出来れば大悦土木よりも規模が大きくて安定した会社がイイって事? いいんじゃない? それが自分の基準なら
誠「基準?」
真「どこの会社に入るかは誠治の基準で決める事だから

帰宅――*
父と門で一緒になる。「なんだ!」誠治には相変わらずな父だが、「ただいま!」と声をかけながら家に入ってる。
誠治も「ただいま!」と。
智也の元気な「おかえり〜!」の声。
亜矢子は智也と家出して来たらしい。

誠治の部屋で三人で話し合い。
そこに母がノックして「誠治に電話」と、受話器を持ってきた。なんと最終面接に行ってない会社から電話が来たのだ。会って話がしたいというのだった。

誠治ナミキ医療技研に向かう――*
「欠員が一名出たのでお呼びしました」と。
「面接を受けられなかった理由を聞かせて下さい」と。
母親が鬱病でして…」と正直に話す誠治。
「志望動機は?」と、面接は続けられた。

大悦土木の事務所――*
「誠治は?」と聞かれあかりが「就職の面接受ける事になったって連絡来ました」って答えた事から、「ここの社員になるんじゃないの?」って話に。
それを一緒に聞いてた職長「はぁ?」
あかりが聞いてみんなに喋った事を打ち明けた。
「しょうがねぇなぁ」と呆れ顔。
職長「誠治が行きたいと思ってる所に行けんのが一番じゃねぇか?
「気持ちよく送り出してやんねえとな」と同僚も。
あかりだけは「受かった訳じゃないから!」と。
そこに「受かった」誠治が帰って来た。
みんなの空気が微妙。

職長に「その場で内定を頂きました」と報告。
職場の同僚は誠治の就職内定を心から喜んでいた。

が、気持ちの晴れない誠治。寄り道して土手に座り溜息なんかついてるし。気持ちが重いまま帰宅。

誠「ただいま」
亜「どうだった面接!」
誠「あ、受かったよ」(ちらっと親父見るとこイイ!)
で、面接に行った会社の資料を姉に手渡し、迷いのある誠治がはっきりせずにいたら姉に突っ込まれた。
土木の会社からも社員の声がかかってる事をいい、悩んでる話をしてる所に、父、乱入。
父親は「俺はお前を土方にする為に大学に入れてやったわけじゃない!
誠「なんだよ、その差別的な言い方、一生懸命働いてる人達を見下すような言い方すんなよ! 差別は良くないって子供の頃教えてくれたのはどこの誰だよ
父「うるさい!」
誠「謝れよ! 俺に良くしてくれてる人達に謝れよ!」
黙って椅子に座ろうとする父に「おい! 謝れよ! 俺にアンタを軽蔑させないでくれよ、俺はアンタを…親父を…」

・・・親父を尊敬したいんだ! そう言いたかった
何も言わず誠治は部屋に戻った。
   
・・・いつか家族の気持ちが一つになれる日は来るのだろうか・・・

不動産の物件を見てたら店員にいい物件を勧められるが「今、ちょっと無理なんで」と断る。
(見てたのは3LDKの中古物件、コレを買うか!)

・・・いつか、母さんが安心して暮らせる家を買える日が来るのだろうか・・・

迷う誠治。部屋でパンフを見比べてる。

下に降りて行くと母さんがいつもの椅子に座ってる。
誠「母さん、眠れない?・・・ごめんね、せっかく俺の事採用してくれるとこがあるのに、その事でまた親父ともめちゃって、とにかくさ、早く決めて再スタート切るからさ」
母「してるんじゃない? 再スタートなら、もうしてるんじゃない?
誠「どういう意味?」
その先は何も言わない。

職長に面と向かって「俺に声をかけてくれたのは同情したからですか?」なんて聞いちゃってる。
職長「馬鹿野郎! そんなぬるい理由でパートナー選ぶかよ」って。
誠「パートナー?」
その重要な職務を何で自分にと思ってるのか信じられない誠治。 
職長「俺は履歴書なんて信用しねぇから。フリーターだったお前が、たまたまバイトでウチに来た。金を稼ぐっていう目的だけの為に、ウチに来た。どんなにきつくっても、こんなとこはいつまでもいらんねぇや! と思ってもお袋さんの為に引っ越ししたいって思いで、必死に続けた。続けた結果、誠治なりにこの仕事から何かを見つけたはずだ。金を稼ぐ以外の何かをな。そんなお前だから信頼できる。俺の力になってくれるって思えたんだ・・・。もっと自信持て。今のお前だったらどへ行っても通用する
(なんて素敵な職長さん!)
この仕事を始めた頃からの職場の思い出、仲間の声が色々と頭を駆け巡っている。

「オヤジ、就職の事なんだけど。」と父に資料を渡す。
父親は安定性を考えて、ナミキにしろという。
誠「俺は俺の基準で決めるよ」
父「お前の基準?」
誠「最初は稼ぐために仕事が必要だった」
大悦土木を熱く語る誠治の話を父は黙って聞いている。
誠「今、日本で一番俺を必要としてくれるのは大悦土木だと思う
まともになった誠治の話を聞いていた亜矢子「私は何やってんだか」とため息。

職長に頭を下げ「よろしくお願いします」とOKした。
職長、すごく嬉しそう!

ハローワーク――*
担当さん、ナミキを蹴って大悦土木に決めた誠治を嘆いてるよ。
誠「本当にいろいろとお世話になりました」と挨拶。
担「あっちの方どうなりました?
誠「あっち?」
恋愛話の続きを聞いている(窓口で雑談してるよ)
誠「これから送別会なんですよ」
担「今日でおしまいですか。まぁ、未練がましいのは良くありません。スパッと断ち切って次行きましょう」
誠「そうですね。ほら、俺は23回もお見合い上手くいかない人とは違うので
24回です」と、お見合いの記録更新したと。
担「他に仕事を探してる方もいらっしゃいますので…今日でお会いする事なくなりますね、まぁ会社を辞めたり、会社が潰れなければの話ですが」と皮肉っぽい(笑)
「じゃあ、これで」と去り際に、メモを渡される。携帯番号とアドレスだって。
「必要なければ」と言ったら、誠治は「必要です」と受け取って帰ったよ。やっぱ成長してるなぁ。

真奈美の送別会――*
真奈美は設計部門に行くんだね〜。
更に和歌山に2年! 誠治、地味にビビる。
哲平も退院して出席。あかりと哲平は喧嘩別れしてたんだよね。
その内に、あかりと哲平の告白ショーになってた。
みんなの前でお互いに愛の告白してるわ。
職「勝手にやってくれよ!」同僚からブーイング!

帰り道、誠治と真奈美――*
誠治は真奈美が自分の基準で選べと言ってくれたから大悦に決めたんだと話す。
真奈美は誠治が大悦を選ぶだろうと思ってたようだ。
2人とも言いたい事が言えない様子。いきなり、
誠「やっぱ、みかんだよな
真「え?」
誠「和歌山と言ったら」
真「あと、梅とかね」と、どうでもいい話してるし。
真「送ろうか?」
誠「え?」
真「みかん」
誠「いいよ」
真「そっか」
誠「いつ行くの?」
真「29日の11時のバス」
誠「そっか。気をつけて行けよ」
真「ありがとう」と、ぎこちない2人。
「じゃあ」気の利いた言葉も交わさないまま別れた。
誠治、寂しそうだ。

亜矢子、智也を寝かしつけながら、(智也の)お父さんのお話をしてる。
亜「お母さん、私…」
母「静かに頷く」
言わなくても亜矢子の考えがわかる母。

亜矢子、実家に帰る――*
亜「これからの事、話に来ました」
姑「聞くわよ」
旦那がその場を立ち去ろうとした時、
亜「行かないで!」と同席させる。
そして姑と嫁の問題ではなく、自分と旦那(文也)、夫婦の問題だったと…。
「智也の将来の事は三人(亜矢子、文也、智也)で話し合って行くべきことだと思います」
俺もそう思う」と初めて息子から母に自分の気持ち語ったよ。
姑「亜矢子さん、あなた随分逞しくなったわね」と穏やかにそう言った。

誠「明日から社員になるからさ、ワイシャツ」
母「かけてあるわ、アイロン」
誠「ありがとう」
これから経理のため簿記の勉強もするという誠治に、
母「お父さんと同じ、経理の仕事するようになるのね
黙々と食べてる父親。

社員として名刺を作ってもらった誠治。
そして職長、みんなに新入社員として紹介。

そして山賀さんから真奈美の後任が紹介された。
あ、相葉ちゃん
平田です。現場の事を教わりながら頑張ります。よろしくお願いします」と挨拶。
職長は男が来たので憤慨している(爆)
誠治、ちらっと平田を見る。
段ボール箱からせっせと私物を出してる。真奈美の使ってたマウス(?)を邪魔そうにどかしてる。
それを見つめる誠治。

親父、日曜なのに誠治に行き先も言わずに出かける。
な、なんと職長に逢いに行ってる。
(職長は日曜出勤だったの?)
父「武誠治の父でございます」
誠治の事を散々、馬鹿だとか愚痴りながら、今度はそんな誠治が母親の為に頑張ってる姿が嬉しいんですと感激してたり。
叱られると思ってました」と職長。
父「そんな、めっそうもない」
職長にも娘と息子がいるという。
職長「うちもですね、息子に言われてますよ。《親父のようにはならねぇ》って」同じ境遇にホッとする誠一。
父「実は私ね、あなたに嫉妬してました。誠治はあなたの事を本当に尊敬してます。やっぱり父親として悔しいじゃないですか
職長「うちだって息子には馬鹿にされてますよ」
父「そうですか・・・一緒なんだ」
職長「一緒です、一緒ですよ!」と。
どうか息子をよろしくお願いします」と深く頭を下げた。(親父、成長した〜〜!)

誠治の部屋に父――*
父「引っ越しはどうなったんだ? どうすんだ!」
誠「どうすんだって、わかってるでしょ。100万無くなってるんだから…何? その事でまだ何か言いたいの?」
机の上の物件のチラシに目をやる父「何だこれは?」
誠「また1から頑張るからさ。早くローンを組めるように、母さんの事だいぶ待たせちゃうかもしれないけど。その頃にはこの家も無くなってるかも知んないけどさ、頑張るから」
父「何を呑気なこと言ってやがんだ。このままずっとここに住んでたら寿美子は不安な心から逃れられない
誠「そんな事言ったって」
父「お前にも住宅ローンが組める方法がある。2世代ローンだ」と説明する。
父「頭金は俺が出してやる。文句ないな!…ないな?」
誠「あるよ」頑なに親父から借りた金(頭金)は返すという誠治「家は俺が買う!
父「相変わらず、馬鹿だなお前は!」と悔しそうに部屋を出ようとした。その時、
誠「親父、ありがとう」と頭を下げた。

武家の夕食――*
誠「父さんから話があるって、母さん」
父「お前から話せよ」とまぁ、最後までコミュの下手な父と息子だ。
誠「するよ、引っ越し! …母さん?」
母「ありがとう・・・」と涙。

念願の引越しの日――*
その日が真奈美の旅立ちの日と重なる。
引越しの作業中、時間を気にしてる。
やっぱり気になってターミナルへ向かう。
バスに乗り込む寸前だった。
誠「千葉真奈美!」と叫ぶ。間に合ったね。
真「誠治?」
誠「あのさ、やっぱ、送ってもらおうと思って」言えない…。
誠「みかん、和歌山のみかん
真「それだけ?」
誠「言っておきたい事があって」(もごもご)「あっち行っても不倫とかすんなよ
真「じゃあね!」と、バスの方へ。
誠「(真奈美の後姿に)好きだから!」と叫ぶ。
「お乗りになりますか?」とバス関係者に言われる。じき発車なのだろう。
真「すぐ乗ります! 2年間離ればなれになっちゃうんです、彼氏と」と。気を利かせて二人にしてくれた。
真「来るの遅い! みかん、もう送んないから」と怒ってる。そして「食べに来て!」と(お前の方から来い!とな)走り出すバス。お互い手を振り別れる。

家に戻ったらガラーンと荷物の無くなった我が家。
家族それぞれに想いのある家を後にした。

隣の奥さんが何事?みたいに出て来て、車を見送る。
誠「西本さん、引っ越しなんですよ。和彦さん、あれからは?」
首を横に振る。
誠「でも和彦さんの気持ちに気付けたんだし、これからやり直せますよ」
西「無理よ、今さら」
誠「じゃ、なんで時々戻ってくるんですかね」
西「荷物を取りに来たり、郵便物を取りに来たり」
誠「でも、それっていくらでも取りに来なくていいように出来るってか、何で和彦さん、この家にわざわざ帰って来るんですかね? 俺は今からでも全然やり直せると思いますよ」と励まして去る誠治、すごい成長した〜〜!

新居で荷物の整理をする家族。
父「誠治、就職したからって気を抜くんじゃないぞ! 今度は結婚活動に精をだせ!」と。
誠「何だい、それ?」新居に移っても父親は相変わらずのよう。またまた小言始まってるし。
智也「あっ! お婆ちゃんが笑ってる!

父「何だ!何だ! 引っ越しなんて無駄だったんじゃないのか?」からまた誠治と口論になり、亜矢子姉ちゃんに止められる始末(どうしようもないね)。

・・・親父の事は一生尊敬出来ないかも知れない。
   俺達家族は気持ちがすれ違ってばかりかも知れない
   母さんの病気がいつ完全に治るかどうかもわからない

   
表札を付けかえる誠治。

・・・でも俺達は幸せな家族だと思う。

Hiri104

――*――*――*――*――*――*

引っ越し出来て良かったね。
フリーター、ローン払い続ける。だったけどね。

果てない空って改めて聞くといいね〜〜♪
(はぁ? 改めて? って怒った方いるかも〜失礼!)