手越くんはタダものでない!(イッテQ)

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2011年 イッテQ!カレンダープロジェクト9月、に抜擢されたのは、
孤高のアイドル手越祐也くんだった(まずはVTR)

楽屋にイッテQのスタッフが入ってきたのを見て、
祐「来ましたね、いよいよ」と余裕のアイドルスマイル。
9月のテーマは「世界一怖いバンジージャンプ」とな。

スタッフ「バンジージャンプの経験は?」
祐「高所恐怖症なんですよ…、10mまで1回どこかでプールで上がった事あるんですけど、断念して5mから飛びました。こう覗いて『あっ、無理だ!』って降りました」
スタッフ「その時はカッコ悪いと思わなかったんですか?」(すげ〜意地悪な質問)
祐「まだ、ジャニーズじゃなかったです」
スタッフ「ジャニーズになった今だったら飛びますか?」
祐「NEW 手越祐也を見せられるようにがんばります。ただ、飛べるか飛べないかって言われたらわからないです……ただ、ジャニーズです!」と苦笑した。

(スタジオ内のトークになって)

祐「僕がチャレンジしたバンジーなんですけど、『007ゴールデン・アイ』って皆さんご存知ですか?」
「はい、はい」(周りの声)
祐「その中で、ジェームズ・ボンドが飛んだダムが舞台です」
内村「あぞこ? あれはハンパないよ」
中島「それに、高さは何メーター位ですか? ちなみに」
祐「220メートル」(どよめく)
(東京タワーの展望台より上の高さなんですって)

祐「(いきなり)僕ボンドです!
内「ドラえもんみたい。ぼく、ボンド!」とドラえもん風に言って手越君をからかう。
手越君、横で大爆笑してるし。

日本から9,700Km離れたSWITZERLAND(スイス・ロカルノ)へイッテQ

祐「やって来ました! スイス〜イエェ〜イ!」とはっちゃけてます。
祐「見て下さい、この景色!(絵葉書のような景色でした)メチャメチャ綺麗でしょ? 開放されるような景色という事で、自分もこの体の中から本当の自分をバァ〜ン!と解放していきたいと、そんな気合いで来ております…ここまで1月から8月、最高の写真撮れてますから、負けないような最高の1枚を大空を羽ばたきながら、撮りたいと思います。がんばります!」とガッツポーズ。

内「バァ〜ン!と……バァ〜ン!と」と、手越君の真似をして、けなしまくる。(愛情の裏返しね)

バンジージャンプインストラクターのピーターさんが協力に。
祐「今回バンジーという事で、正直やった事がないんですよ」
ピ「今回のバンジーは生半可なものじゃない、躊躇するととても危険だ! まずは君に勇気があるか試させてもらう」

SP用、007風のオープニング映像がウケた。
ピ「あそこで君の勇気を試す」
祐「えっ!」(そこで手越が見たものとは!?) 高さ12mの橋
ピ「あの橋から飛べなければバンジーを飛ばすわけにはいかない」
手越君、「えへ〜、」と、うなだれてます。
ラヴェルテッツォ橋、またの名を栄光の架け橋というそうです。
(怖いもの知らずの若者が挑戦する地元では有名な度胸試しの場所)
祐「あ〜、なるほど、なるほど」(出た!)
橋の上から下を見て「これ、だめだ! …高いよ、ピーター」と諦めモードに。
ピ「飛べばみんな拍手してくれるぞ」
祐「高ぇ〜〜〜〜」とビビってしまってる。
下に降りて上を眺めて見るが「下から改めて見てもめちゃめちゃ高いですよ。やばいなぁ、下から見て高いっていう事は、上から見たらもっと高いんだからね。わかります?」
とカメラに高さをアピール。
(スタジオカメラ宮川大輔さんにターン)「わかりますよ、はよ、イッテ下さい!…」
祐「自分で一歩踏み出さなければいけないと言う、この自分との闘いね。だって落ちる必要のない所を行くんですよ」と言い訳してるので、
宮「だから、はよ、行ってくれ! わかったから」と。

12mの飛び込みに挑戦
上半身裸の手越君、橋の上にスタンバイ。
祐「下見ちゃ絶対ダメだ、絶対下を見たら飛べない」
ピーターさんの肩に手を掛け、飛ぶ体制に「怖ぇ! 怖ぇんだぁ!」と恐怖を隠せない。
ギャラリーが下で見ている。注目を浴びている。
『注目されたら期待に応える、それがジャニーズ』のナレーションが笑えた。
祐「よし!」テロップに【ファンの皆さん録画の準備を!!】と出た(なんだこれ〜)。
さすが、ジャニーズ魂。見事に1回で飛んじゃいましたよ。高所恐怖所って本当か?って思う程、見事でしたよ。
ギャラリーから拍手喝采。BGMに♪恋のABO流れまくる。
この間に流れたVTRは、何なんじゃ〜! ファンは鼻血&よだれものでした。
(きっとYouTubeに流れるだろうなぁ)スタジオのメンバーはブーイングでしたが。
しっかり、New Albumの宣伝もしてるし、笑えたぜ。

ピ「大したもんだ。じゃあ、本番の舞台を見に行こう」

移動中の車:祐「今回1人で来ているわけですから、やらないで帰るという事はあってはならない事というのは自分でも重々承知ですし」と決意のお言葉。

本番のバンジーの舞台ヴェルザスカに到着。
ピ「ここを飛ぶのさ」
祐「えぇ〜っ!? ………ちょっと、スイマセン」叫んだあと、手すりによじ登って下を眺めてみる。
祐「下がないっす」(ここでダムの全貌が映し出されるんだけど、007の映画観た人なら分かると思うけど凄い巨大なダムなのだ。ダムの壁が途轍もなくデッカイ)
祐「いやぁ〜、マジかぁ〜、無理だぁ〜」と逃げ腰だ。
更に「気絶するでしょ!」と。
ダムの上の道を歩きながら「俺、出来るかな?」と不安そう。
ピ「ジャンプ台の上に立ってみるか? 怖いぞ〜」
翌日の本番に向け下見をする。

ジャンプ台の上からの映像。凄い高いよ。高所恐怖症の人、心臓悪くしちゃうかも。
このバンジーは身体能力も必要らしい。
手越君、ピーターさんにこう飛んだらいいかと問う。
ピ「そうやって飛んだら一貫の終わりだ。正しいフォームが必要なんだ」
と手越君の前で「こうだ!」とお手本。何故か飛び方を見て笑ってる。
ピ「お前がやった様に足から行くのはダメだ」(人形を例に教える)「腰が砕ける」
更に「頭からきれいに飛び込まなければケガするぞ」と。
祐「(きっぱり!)出来ない!

ピーターさんから飛ぶ時のコツを教えてもらってる。
壁との距離が2mとか、平行に飛べとか…「すごい恐怖だが正しい方向に飛べば、壁にぶつかる心配はない」と。
手越君も人形を例に、こうなったらどうなるか(人形を壁にぶつけてる)とピーターに聞いている。
ピ「そうなったらあの世行きだ」(笑)

ピーターさんが飛んでみる事に。
このバンジールールがあって、3分以内に飛ばないと退場なんだって。
何故かここでナレーションが、ピーターさんのモミアゲ話になった。
気になってジャンプに集中できない人の為の情報だったらしい(イラナイのだが)
プロは早いね。すぐにジャンプ。きれいに落ちて行った。落下速度は120kmだ。
手越君、見たら反対に意気消沈しちゃったみたい。
祐「仮に俺がビビっちゃって飛べなくなった場合、飛ばないってのはあり得ないと思うんですよ。その場合、バンって突き飛ばしてくれるのか」
ピ「それは出来ない、自分で飛んでこそ意味がある」(納得)
祐「なるほど、なるほど。という事はやっぱり自分との闘いって事ですよね。自分がこの淵に立って一歩こう行った時にNEW手越祐也になれる。なるほど、なるほど」自問自答。

スタッフと撮影に当たっての作戦会議。
スタッフ「どういう画を撮りたいか。ダムからジャンプする本人だから何かある?」
手越君の写真A案?手越の表情を収める ?高さと風景が伝わる が出された。
絵に描いて表現する。う〜〜ん。手越画伯も凄いですね。伝わらない感じ。
写真B案ダムのスケール感を出す
再び画伯の絵で。再び思い伝わらず。スタッフもボロクソでした。

貴重な一瞬を撮るのを託されたのはカメラ歴のないAP円城寺さんというスタッフ。
手越君、アングリ。普通に手越君のスナップ写真を撮ったのにピンボケだった。
祐「ピントが…」
円「大丈夫、大丈夫です。本番は大丈夫です」と2度目のスナップ。更にブレてます。

飛ぶに当たってのコメント
祐「…あと小さい頃からの、その、鳥になりたいなって、若干あったんですよ。夢としてね」スタジオで笑いが…。「少なくともそれが1つかなうのかなってのがあるので飛びたいです」

本番の日。
ジャンプ台への道が、ドキュメンタリータッチのVで。その間、宮川さんやヘルメットおじさんの別取コメントが流れ(例のクサイ作りのです)。おまけに手越君のまで「時が満ちれば飛べると思います。カレンダープロジェクト9月代表として最高の1枚を撮って日本に帰国したいと思います。チャレンジです。いやギャンブルです。ジャニーズです」(爆)

横にピーターさんが居てくれるので心強いと語り、(写真が)撮れるか、撮れないかは円城寺さんです。と振る。
円城寺さんを見て「なんかイラっとすんだよな」と。
手越君の腕にもカメラは付けられた。ジャニーズカメラだとさ(手越君希望)
CCDカメラもあるのだが、それではお笑い芸人のようだからだとか。

3分で飛ばないとアウトで、2度とヴェルザスカは飛べないという。
ピーターさんから最後のアドバイスを聞く。最後に「笑顔を忘れるな」と。

いよいよジャンプ台。
横に手を広げ、飛び立とうとする手越君の姿が。
「3、2、1」でジャンプ!
このヒトの凄い所は躊躇しない所だ。あっ晴れだわ。
再び♪恋のABO流れまくる。その間、ダイブしてるシーンが色んな角度から流された。
ジャニーズカメラの映像はしっかり、アイドルスマイルを撮っていた。
笑っていられるなんて凄いよね。
またまたアルバム宣伝入ってたよ。笑ってしまった。

飛んでからの清々しい手越君。
祐「飛んでからはすごい気持ち良かったです
スタッフ「後はいい写真が撮れてるか」
祐「問題はそこですね」
で、写真を確認すると、円城寺さんの写真は案の定、ピンボケ。
祐「他あります?」
他には、ダムの壁しか写って無かったり。
円「これでダメだったらもう一回」と横暴な意見。
祐「いや無理ですね」とキッパリ。円「これダメですか」と逆ギレ。
引きのカメラは小さすぎて使えそうにない。万事休すと思った時、観客の一人が撮影していたという。
地元のおじさんのカメラを覗いて、
祐「撮れてるじゃないですか!」と安堵の笑顔「ちょっと、(この人が)いなかったら、どうするつもりだったんですかこれ」
そのカメラには小さいが、手越君が飛んだ様子がハッキリ写ってた。

これで無事9月制覇となりました。

事務所よく許したなぁ〜〜。テゴにゃんを信じてるのね。